こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 【MRは激務?】超絶激務MRの特徴4パターンを解説
- 【朗報】MRは昔よりも働きやすくなっているはなし
- MRは激務でも報われる2つの理由【いい仕事です】
この記事を書いている僕はMR16年目
現在リーダー職で大学担当
MRとしての仕事は一通り経験させていただきました。
「製薬会社のMRってたくさん稼げるって聞いたけど、激務と聞いてなんだか大変そう…。やっぱり自分には無理かな…」
MRに対してそんなイメージをお持ちじゃないでしょうか。
結論から言うと、
いちがいに激務とも言い切れないです。激務じゃないケースもあったり、MRで激務をこなすメリットもあったりなんかします。
ちょっとこれだけだと何言っているかよく分からないと思いますので、どうぞこのまま記事を読み進めてください。
「MRは激務なのか?」の真相について深くまで解説いたします。
【MRは激務?】超絶激務MRの特徴4パターンを解説
MRは激務なのか?
答えは「基本忙しいけど、度合いは人による」です。
なぜなら、
【与えられた仕事量】がそれぞれのMRで違うから
とはいえ、楽をしているMRがいるわけではありません。基本忙しいですが、忙しさの度合いが人によって違うといったところです。

ここからは、特に忙しい「超絶激務MR」について紹介させていただきます。
超絶激務MRの特徴4パターン
超絶激務MRの特徴は以下です。
超激務MRの特徴
- 担当施設が多い
- 本社勤務
- 大学病院担当者
- 営業所長(MRじゃないけど)
担当施設が多い
MRの忙しさは担当施設の多さにある程度比例します。
なぜなら、それだけ訪問しなければいけない施設が増えるからです。
担当施設が多いMRの特徴は以下です。
①:仕事ができるから沢山任せられる
②:チーム員の退職のしわ寄せで担当が増える
実際、僕も成績が良いときに所長から「この病院とあとこのクリニックも頼む」と、どんどん担当を増やされたり、後輩がやめて全部自分に担当が追加され、激務でしんどいときがありました。
担当施設が多いと必然的に激務になります。
本社勤務
僕は本社勤務の経験はないですが、本社で働いている人は忙しそうに見えるし、実際、聞いてみるとやはり超激務だそうです。
なぜなら、やることもただでさえ多いうえ、1日中なにかしらの会議があり(うちは外資なので外人と英語の会議も)、1日中仕事をしても全然終わらないそうです。
本社勤務というと華やかなイメージがありますが、その裏では圧倒的な激務をこなしています。
大学病院担当者
MRの中でも大病院の担当者、特に大学病院担当者はみんな超絶いそがしいです。
なぜなら、Drの数も多いし、講演会などの企画案件も多いからです。
僕も今は大学を担当していますが、開業医エリア担当の時の3倍は激務になったと思います。
「大学担当とかエリア担当とかそもそもなに?」という方は、こちらの記事で詳しく書いているのでぜひご覧ください。
https://kyoukarabokuha-mr.com/2021/11/19/mr%e3%80%80%e4%bb%95%e4%ba%8b%e5%86%85%e5%ae%b9%e3%80%80%ef%bc%91%e6%97%a5/
営業所長
管理職なので、実質MRではないのですが、製薬会社で一番忙しそうなのは”営業所長”だと思います。
圧倒的に仕事量が多い
本社からくる無数のメールをさばきつつ、常に提出物に追われながら、部下をマネジメントして営業所の数字を上げなければいけない。
おまけに、昨今のコンプライアンス厳格化で、パワハラやセクハラに細心の注意を払いながら部下に接する必要もあります。
営業所長になれば、1000~1500万円の年収が約束されますが、これでは足りないとなげく所長もいるほどです。
営業所長は超絶激務です。
番外編:新人も激務
上記4パターンには入れませんでしたが、入社したての新人MRも激務です。
なぜなら、【覚えることが山ほどあり】【やる気に満ちている】から
MRの仕事をこまかく分解すると無数の業務が存在します。それくらい幅広い業務があるので、新人のころは覚えるのに沢山の時間とエネルギーが必要です。
おまけに、大半の新人は「早く成果を上げてやる!」とやる気に満ち溢れています。
【覚えることがやまほど】で【やる気まんまん】の新人MRも激務です。
以上、【超絶激務MR】の特徴について紹介させていただきました。
ここで一旦内容を振り返ります。
超激務MRの特徴
- 担当施設が多い
- 本社勤務
- 大学病院担当者
- 営業所長(MRじゃないけど)
よくある質問
【朗報】MRは昔よりも働きやすくなっているはなし
「MRは休みの日も仕事をしなければいけないのか?」
結論としては、「昔は土日も仕事していたけど今はだいぶ減った」です。
理由は以下です。
- 業界ルール厳格化
- コロナの影響
具体的に減った仕事は以下です。
今は減った土日の仕事
- 接待
- 忘年会、新年会、納涼会
- 全国講演会
- ゴルフ
- その他スポーツイベント
MRは、「接待」を代表に、Drとのお付き合いが多い仕事でしたが、今ではほとんどなくなりました。
最近の接待事情に関してはこちらの記事もご覧ください。

接待以外の、忘年会や新年会といった恒例だったイベントもコロナになってからはほぼなくなりました。
特にコロナ後の変化は大きくMRはさらに良い仕事になりました。

これまでのお話で業界も大きく変わってきたことがお分かりいただけたかと思います。
ここでこんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか。
こちらは人それぞれです。
一昔前は、所長が土日も会社に行くので部下も会社に行かなければいけないというブラックな時代がありましたが、今はほぼなくなりました。
なぜなら、コンプライアンスが厳しくなったから。
今そんなことをしたら、その所長はパワハラで降格します。
接待もパワハラ所長もいなくなったので、MRはずいぶんと働きやすくなりました。
仕事に夢中な人は土日にパソコン作業をする人もいますし、OnとOffをはっきりさせたい人は土日しっかり休みます。
僕も昔は土日にオフィスに行ったりもしていましたが、今は顧客から急ぎのメールでもない限り土日は仕事をしないようにしています。
MRは激務でも報われる2つの理由【いい仕事です】
最後にちょっと意外なはなしをします。
実は、MRの激務は報われます。
理由は以下です。
MRが激務でも報われる理由
MRが激務でも報われる理由は以下です。
- 働いた分、手当がもらえるから
- めちゃくちゃ成長できるから
働いた分、手当がもらえる
MRは手当に恵まれまくっています。
平日の夜は時間が手当、土日に仕事をすると休日手当がもらえます。
金額は役職などにもよりますが、僕の場合だと、平日講演会などで夜仕事をすると1時間4000円~5000円。休みの日だと1時間5000円を超える手当をもらえます。
奥さんも家計がうるおうので大喜びです。
MRは激務でも十分すぎる手当がもらえるので報われます。いい仕事です。
「MRの手当についてもっと詳しく知りたい!」という方はこちらの記事で詳しく解説しています。

めちゃくちゃ成長できるから
MRは高いスキルと知識が求められる仕事です。
なので、負荷はかかりますが、激務をこなすとどんどん仕事の筋肉がついて爆速で成長することができます。
スキルや知識は自分の資産になります。僕もヒーヒーいいながら激務をこなすことで、大きく成長させてもらいました。
MRは激務でもその分めちゃくちゃ成長できるので報われます。やはり、いい仕事です。

まとめ:MRの激務は報われます【何度も言う】
今回は「MRは激務なのか?」について深掘りして解説させていただきました。
最後にポイントを5行でまとめさせていただきます。
- MRは基本的に忙しいが、激務かどうかは人による
- 大学担当者や本社勤務などは激務になる傾向が強い
- 昔は土日のゴルフや接待があったが今はなくなった
- MRは激務でもたくさん手当が出て、成長も出来る
- MRはたとえ激務でも報われる本当にいい仕事です
MRはときに激務ですが、スキルや知識も身につくし、きちんと手当として十分な対価が得られる仕事です。
ここが他の営業職にはないポイントだと思います。
もしあなたが、「たくさん稼いで家族を幸せにしたい」「新しいスキルや知識を身につけたい」こんな風に思うならMRは圧倒的にオススメです。
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