(仕事増えすぎて辞めたいMR)
こんなお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 「仕事量が多くてしんどい」を解決する方法【3STEPで解説】
- MRの仕事が増える「よくある理由3つ」
- 「仕事量が多くて仕事を辞めたい」【辞めるのは最後の手段】
世の中、出来る人に仕事が集まると言われますが、明らかにキャパを超える仕事を抱えることは大きなストレスとなりますよね。
…いくら仕事ができるあなたにも限界はあるはず。
「あの人は暇そうなのに、どうして自分だけ…」
「とはいえ、弱音を吐くと上司の評価が下がりそうで言い出せない…」
「誰かにしわ寄せがいって迷惑をかけるのも嫌。でも、もう限界…」
そんな方へ向けて、MRの「仕事量が多くてしんどい」問題を、上司の評価を出来るだけ下げずに解決する方法を紹介します。
※本記事の内容は、昨年「実際に上司に仕事量を減らしてもらった自身の体験談・方法」を紹介しています。必ずうまく行く保証はもちろんありません。ただ、「こういうやり方もあるんだ」と、一つの作戦としてご参考いただけると嬉しいです。
「仕事量が多くてしんどい」を解決する方法【3STEPで解説】
早速、本記事の本題ですが、
MRが上司の評価を下げずに、仕事量を減らしてもらう方法を3STEPで解説します。
手順は以下です。
MRが仕事量を減らしてもらう3STEP
- STEP①:【準備】まずは仕事量の増加を時系列で可視化する
- STEP②:【相談】仕事量が多いことを上司に理解してもらう
- STEP③:【実行】上司に依頼し他の人に仕事を振ってもらう
※今回紹介する方法は、実際に筆者が上司に相談して仕事量を減らしてもらった方法です。
STEP①:【準備】仕事量の増加を時系列で可視化する
辛い顔して上司にいきなり相談するのはNGです。
交渉には入念な準備が大切です。まずは仕事量の増加を時系列で可視化します。
実際に増えた得意先、仕事量を可視化してください。
こんな感じです。(例)
口頭のみで伝えるより、可視化することで仕事量の増加が一目瞭然です。
上司に相談する前に、仕事量の増加を時系列で可視化しましょう。
STEP②:【相談】仕事量が多いことを上司に理解してもらう
仕事量の増加を可視化したら、
実際に上司に相談しましょう。
※悪い例
(仕事量が多すぎて辞めたい)
ただ、仕事が多くてしんどいのはみんなも同じだ。
考えておく。
こんなオチになってしまいがちです。
一方、こう頼むのはいかがでしょうか。
※良い例
ミスも増えて皆さんにご迷惑かけている現状が辛いです。
こちらをご覧ください。
見せてくれ。
このままの仕事量では質を維持するのが難しいです。
こんなに増えていたとは…
▲▲市立病院と□□市の開業医の半分は他のメンバーに任せるか。
正直、それが精一杯だ。
それで良いか?
ありがとうございます。
ぼくは、こんな感じで増えた得意先や仕事量をすべて書き出した資料を準備したうえで上司に相談しました。
体育会系でパワハラ気質の上司だったのですが、結果、納得してくれました。
うまくいったポイントは2つあったと感じています。
上司が納得してくれたポイント
①:感情だけではなく、可視化した資料を準備して相談した。
②:自分の辛さより、周りに迷惑をかけるのが辛いという点を訴えた。
仕事量の増加を可視化した資料を提示して、上司に相談しましょう。
入念な準備は本気度を伝えます。
STEP③:【実行】他の人に仕事を振ってもらう
最後は、上司から他のメンバーに仕事を振ってもらいます。
これであなたの仕事量は減り、少し平穏な日常が戻ります。
よくある心配
(仕事量が多すぎて辞めたい)
そうですよね。
そんな気づかいが出来るあなただからこそ、仕事も出来るし、今回の様に仕事が集中するんだと思います。
「誰かに迷惑をかけたくない…。」
きっとあなたは、そんな思いと日々葛藤しながらも、ついに限界を感じて、上司に相談しようとしているのではないでしょうか。
たまにはワガママになって、周りに甘えましょ。
それでも周りに申し訳ないという方へ
それでも他のメンバーへの申し訳なさがぬぐえない場合、オススメな方法は、
根回しをする。
です。
筆者も“頼みベタのビビリ”なのでお気持ち分かります。
僕はこんな感じでチームメンバーにあらかじめ根回しをしました。
筆者がしたチームメンバーへの根回し
ミスも増えて迷惑をかけていたので、仕事量を減らしてもらえないか上司に相談したんです。
もしかしたら▲▲市立病院と□□市の開業医の一部を〇〇さんへお願いすることになるかもしれません。
その時はホント申し訳ないです…。
上記のとおり
きっと同僚も、明らかにあなたの仕事量が多いなら、理解してくれるはず。
僕の場合、2名の先輩に根回しで相談したのですが、反応は意外なものでした。
チームメンバーの反応
思っていたより、人は温かいです。
日本人は”気をつかう頼みベタ”が多いです。この機会に周りに頼ることを経験しましょ。
MRの仕事が増える「よくある理由3つ」
MRの仕事量が多くなる理由は、3つあります。
それは以下
MRの仕事量が多くなる「よくある3つの理由」
- ①:誰かが急に辞めた
- ②:あなたが仕事が出来るから
- ③:上司に嫌われているから
理由①:誰かが急に辞めた
退職者や休職者が出て穴が空くと当然今いるメンバーで穴を埋めなくてはいけません。
しんどくて2年目MRが急に辞めたり、お子さんが出来て育児休職するママさんMRもいますよね。
こんなときは今いるメンバーでカバーすることになります。
理由②:あなたが仕事が出来るから
どの仕事、職場でもそうだと思うのですが、
出来る人に仕事は集まります。
そりゃそうですよね。上司からしたら「成果を出してくれる部下に仕事を任せたい」
当然です。
「どうして自分だけ…」
そんな風に感じるのなら、余計にあなたが仕事が出来る証拠。
とはいえ、いくら優秀なあなたでもキャパの限界があります…
そんな時は、本記事の方法を参考に、上司に仕事を減らしてもらいましょう。
理由③:上司に嫌われているから
最悪な場合、
部下を潰すために、仕事を押し付ける悪徳上司がいるのも事実です。(過去、そんな所長もみてきました。)
明らかに上司があなたを嫌いで仕事を押し付けてきているなら、それは悪質なパワハラです。
決して、許してはいけません。
パワハラ上司対策についてはこちらの記事をご覧ください。「憎き上司を、追い込み、形勢逆転した方法」を紹介しています。
「仕事量が多くて仕事を辞めたい」【辞めるのは最後の手段】
ここは強めの持論を述べさせてください。
仕事量が多くても、辞めるのは最後にしたほうが良いです。
理由は以下
辞めるのは最後にした方が良い理由
- 理由①:次の職場はもっとしんどいかもしれないから
- 理由②:これまで築いてきた信用を失うことなるから
- 理由③:そいつ(上司)のせいで辞めるのは悔しいから
上記のとおり
それぞれ解説します。
理由①:次の職場はもっとしんどいかもしれないから
今の職場を辞めても、次の職場はもっとキツイ可能性もあります。
実際、仕事量が多くて転職をしたけど、次の職場はもっとしんどくて後悔している同僚も過去にいました。
理由②:これまで築いてきた信用を失うことになるから
辞めて次の会社に行ったら、また人間関係も1からのスタートになります。
もしあなたが今の会社である程度、信頼と人望があると感じるなら、やはり辞めるのは最後の選択肢にした方が良いです。
理由③:そいつ(上司)のせいで辞めるのは悔しいから
最後は感情論ですが、嫌いな上司のために辞めるのは悔しいですよね。
もしかしたら次の4月で上司が変わるかもしれないのですから。
上司が変わって状況が良くなりそうならなおさら。そいつを追い込んで形勢逆転しましょう。
よくある質問
(仕事量が多すぎて辞めたい)
もちろんです。
いちばん大切なのはあなたの心です。やるだけやって、それでもしんどかったらそんな会社辞めてしまいましょう。
個人的には、どうせ辞めるなら診断書をもらって休むのがオススメです。
嫌いな上司にも多少なりともダメージを与えられるし、休職中は一定額の給料ももらえます。
まとめ:「頼みベタMR」を克服して、仕事量減らしてもらいましょ
最後に本記事のまとめをさせていただきます。
本記事のまとめ
- そもそもあなたに仕事が集中するのは「あなたが出来る人だから」
- 仕事量の増加を時系列で可視化。入念な準備で本気度伝えましょう。
- 他の人に仕事を振るのは悪い事ではない。頼みベタ克服しましょう。
- それでも心が痛むなら、予め周りのメンバーに根回しをしましょう。
- 辞めるのは最終選択肢にしましょう。しんどかったら休むのもアリ。
仕事量が多くてしんどい時は、ぜひ本記事の方法も参考に、入念な準備をして上司に相談してみてください。