(MRになりたい)
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- MRに向いている人の「特徴12選」を解説
- 【大丈夫】口下手でシャイでも活躍できる理由
- あとからMRに向いている人になればいい話
この記事を書いている僕はMR16年目。社内外、先輩後輩、問わず、これまで多くの優秀なMRの方に出会ってきました。
これからMRを目指している方では、「はたして、自分はMRに向いているのか?」気になるところですよね。
この記事では、「MRに向いている人の特徴」について、さまざまな角度から解説します。
※自身の考えに加え、これまでに出会ってきた多くの優秀なMRに共通している点から”向いている人の特徴”を割り出しているので、リアルを知っていただけると思います。
製薬会社MRが向いている人の特徴12選【実際出会ったMRから分析】
MRに向いている人の特徴は以下です。
MRに向いている人の特徴12選
- ①:誠実な人
- ②:マメな人
- ③:自己管理
- ④:気が利く
- ⑤:聞き上手
- ⑥:論理思考
- ⑦:タフな人
- ⑧:粘り強い
- ⑨:調べる力
- ⑩:鈍感な人
- ⑪:運転好き
- ⑫:清潔な人
①:誠実な人
“誠実な人”はMRに向いています。
なぜなら信頼されるから。
Drは命がけで患者さんを診療しています。そして驚くほどに“人を見るプロ”です。
不誠実さはすぐに見破られ、信頼を失うでしょう。
誠実さはMRで最も大切な要素の一つです。
②:マメな人
“マメさ”はMRの武器になります。
なぜなら、”細やかさ”が求められる仕事だから
社内の書類作成、報告/連絡/相談、医師への気づかい、どれも細やかな仕事が求められます。
医師もマメな方が多いです。
あなたにマメさがあるなら、MRとしての適正バッチリです。
③:自己管理
MRは“自己管理”が大切な仕事です。
なぜなら、基本的に自由だから
外勤中、誰かに監視されているわけではないので、ぶっちゃけサボってもバレないです。
でも、本当にサボると、実績も落ち込み社内での信頼もいずれなくなります。
自分で目標を設定し、自己管理出来る人が成果を上げ、活躍できます。
「MRってサボれるの?」と思われた方、こちらの記事をご覧ください。>>【白状】「MRがサボる3つの理由」と「サボるコツ」【サボるのは損】
④:気が利く
“気が利く人”は、MRに向いています。
MRは気づかいの仕事と言っても過言ではありません。
医師も”尽くされ慣れている”ので目がこえています。
常に相手の立場で考え、何を求めているのか。
かゆいところに手が届くMRは、医師からも、社内でも評価が高いです。
⑤:聞き上手
“聞き上手”の方はMRに向いています。
優秀なMRほど、実は聞き上手。
医師から多くの考えや意見を引き出し、それをもとに的確な処方提案をして実績をあげます。
ときに、優秀な聞き手は感謝されることも。
「君に話すことで自分の考えが整理されたよ。ありがとう。」
あなたが聞き上手なら、医師の心をグッと引き寄せる優秀なMRになれるでしょう。
※こちらの記事でプロから学んだ”聴き方の型”を紹介しています。>>【有料級】聴き上手なMRになるためのコーチングスキル『7STEP』
⑥:論理思考
“論理的”にものごとを考え、伝えられる人はMRに向いています。
Drは忙しいです。こんなときにダラダラ話しては聞いてくれません。
短いエッセンスで論理的に伝えられる能力が求められます。
(それ苦手…)と思われた方もいるかもしれませんが、大丈夫です。
訓練でいくらでも鍛えられます。
論理的思考が得意な人は、社内外での評価を高めるでしょう。
⑦:タフな人
“タフな人”はMRに向いています。
これは、身体的にも精神的にも
顧客や上司からの厳しいプレッシャーに耐える精神力と、ハードスケジュールをこなすタフネスが必要です。
「自分はわりとタフかも」
そう思われる方は、きっとMRとして活躍できるでしょう。
※ちなみにぼくは肉体的にも精神的にもすぐ疲れるし、タフさに全然自信がありません。でも消耗したときは休んで、自分のペースで仕事をすれば問題なしです。
⑧:粘り強い
“粘り強さ”は、成果をあげるうえでMR最大の武器になります。
MRも営業。いざ入社すると、売上成果主義の世界が待っています。
医師に新薬を紹介しても、「こんな薬使わない!」と言われることもあったりします。
肝心なのはここで諦めないこと。手を変え品を変え、諦めないで別の方法を試す。
こういう人は強いです。
やがて、粘り強さは医師の心を動かすでしょう。
もしあなたが「自分は粘り強い」「あきらめが悪い」と感じているなら、それはきっと大きな武器になります。
⑨:調べる力
わからないことがあったとき、
すぐにググって調べられる人はMRに向いています。
MRは自分で調べる力が必要不可欠
「医師からされた製品の質問」「疾患(病気)のわからない事」「新しく導入された社内システム」調べることが次から次へと現れるのがMRです。
パッと調べて答えを探せる人は、MRに向いています。
⑩:鈍感な人
イヤなことも、寝たらすぐ忘れる“鈍感さ”がある人はMRに向いています。
MRの仕事は、毎日いろいろなことが起こり、ストレスフル
もちろん反省は大切ですが、すべてに落ち込んでいてはやっていけません。
気にしすぎない”鈍感力”のある人は、MRに向いています。
「MRのストレス」についてはこちらの記事で紹介しています。>>製薬会社MRを襲う3つのストレスとは?【付き合い方と対処法も解説】
⑪:運転好き
MRは、めっちゃ運転します。
担当地が遠方の方では、おそらくタクシー運転手よりも運転しています。
運転が、とにかく”苦手”とか”嫌い”という方は、ちょっとしんどいかもれしれません。
一方、”むしろ運転は好き”という方では、仕事中も多くの一人タイムを満喫できます。
⑫:清潔な人
「人は見た目で判断してはいけない」と言われるほど、見た目で判断する生き物
どんなにうまくプレゼンが出来ても、知識レベルが高くても、不潔だったらすべて台無しです。
実際、スーツがシワシワで、靴が汚いMRで活躍している人を見たことがありません。
MRに“清潔さ”は必須です。
MRに向いている人の特徴12選
- ①:誠実な人
- ②:マメな人
- ③:自己管理
- ④:気が利く
- ⑤:聞き上手
- ⑥:論理思考
- ⑦:タフな人
- ⑧:粘り強い
- ⑨:調べる力
- ⑩:鈍感な人
- ⑪:運転好き
- ⑫:清潔な人
(MRになりたい)
次の章で解説しますね。
口下手でシャイでも活躍できる理由
活躍するMRは、”社交的で口のうまい人”、そう思われるかもしれませんが、実際はすこし違います。
シャイで口下手だけど、結果を出して活躍している人がいます。
なぜなら、最も大切なのは「信頼」だから
たとえ、口下手でも誠実に仕事をすることで、Drはあなたを信頼し、製品説明にも耳を傾けてくれるでしょう。
口下手でシャイでも問題なし。大切なのは”信頼”
あとからMRに向いている人になればいい話
最初の項目では、MRに向いている人の特徴を12個紹介させていただきました。
もしかしたら、当てはまる項目が少なくて不安を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。
あとからMRに向いている人になれば良いから
次に示すのはぼくの例です。
MRになる前 | MRになって数年後 |
家族や友人から「おおざっぱでがさつ」 と言われることが多かった。 (②:マメな人) |
周りから「きすけさんマメですね」 と言われるほど、マメな男になった。 |
何事も直感で考え行動していた (⑥:論理的思考) |
物事を論理的に、 深く考えられるようになった。 |
調べるのが苦手で何でも人に聞いていた (⑨:調べる力) |
すぐにググって自分で答えを探し、 難しい文献の検索もできるようになった。 |
自分の短所と考えていたところも、MRになって仕事に打ち込むことで身につけることができました。
MRに自分は向いていないと思う人ほど、MRになることで大きく成長することができます。
MRになってから、MRに向いている人になればいい。
まとめ:MRに向いている人の特徴
最後にこの記事のまとめをさせていただきます。
MRに向いている人の特徴12選は以下です。
MRに向いている人の特徴12選
- ①:誠実な人
- ②:マメな人
- ③:自己管理
- ④:気が利く
- ⑤:聞き上手
- ⑥:論理思考
- ⑦:タフな人
- ⑧:粘り強い
- ⑨:調べる力
- ⑩:鈍感な人
- ⑪:運転好き
- ⑫:清潔な人
繰り返しになりますが、もし、上記特徴が当てはまらなくても、問題なしです。
というのも、ぼくもMRになる前は、ほぼどれも当てはまりませんでした。
MRになって、日々訓練することで多くのことは克服できます。それだけMRは成長出来る仕事です。>>【朗報あり】MRはしんどいけど、超絶成長できる仕事【見返りは大きい】
MRの仕事はゲームチェンジが起こりました。
ご存知のとおり、コロナ以降は訪問規制の病院も増え、MRの働き方は大きく変わりました。
そこで新たに”求められている力”についてもこちらの記事でご紹介しています。
また、「未経験からMR」を目指されている方は”こちらの記事“をどうぞ。
MRの世界でお待ちしています!