先日、下記のTweetをしました。
先輩ベテランMRのwebカン集客力が
凄いので秘訣を聞いた・アドレス知ってるDrは
こちらで事前登録をさせてもらう・どうしても見てもらいたいDrには
当日、手紙を添えて受付に渡す・はじまってからも「今やってます。
お手すきでしたら是非見て下さい」と
リマインド熱意とマメさが光る
— 外資製薬MR / きすけ (@Kisuke_MR_nomad) October 22, 2022
先輩ベテランMRのwebカン集客力が
凄いので秘訣を聞いた
・アドレス知ってるDrは
こちらで事前登録をさせてもらう
・どうしても見てもらいたいDrには
当日、手紙を添えて受付に渡す
・はじまってからも「今やってます。
お手すきでしたら是非見て下さい」
とリマインド
熱意とマメさが光る
上記のとおり
コロナ以降、製薬会社の講演会もWEBが当たり前になってきましたよね。しかし、各社数も増えているため、これまで以上に”集客が課題”になっています。
そこで今回は、上記Tweet「先輩MRから学んだ集客の極意」を深堀りしつつ「その他、集客に効果的だった方法」や「WEB講演会の落とし穴」なんかについてもお話させていただきます。
※今回、取り上げた先輩MRは40代後半のおじさんですが、つい一目惚れで表紙に女性を起用してしまいました。白状しておきます(゚∀゚)
【熱意とマメさ】先輩MRから学んだWEBカンファレンス「集客の極意」
うちの先輩MR(40代)がスゴいんです。
みなが苦戦する中、いつも外さない集客をしてきます。冒頭のTweetで紹介した方法を深堀りします。
先輩から学んだWEBカン集客の極意
①:こちらで事前登録をさせてもらう
②:当日、リマインドの手紙を受付へ
③:いまやっています。見てください
①:こちらで事前登録をさせてもらう
Zoomウェビナーの良いところは、事前登録すると、1週間前、前日、当日開催1時間前とリマインダーメールが届くこと
当然、事前登録していただいた方が、Drにも意識してもらいやすくなります。
なので、先輩も事前登録してもらうことに強いこだわりを持っており、こんな風に頼んでいるそうです。
Dr:「ん〜この日はちょっと見れるかわからないな。」
先輩:「ありがとうございます。ご都合あえば、ぜひご視聴いただきたいです。よろしければ、こちらで事前登録をかけさせていただいてもよろしいでしょうか。リマインドメールが届きます。」
Dr:「じゃ、ぜひよろしく」
上記のとおり
これは、対面の面談だけではなく、WEB面談時でも使える作戦です。
※せっかく事前登録をさせていただいたのに、Zoomのリマインド設定がされていないケースもあります。ウェビナーを立ち上げたホストの方に確認しましょう。
②:当日、リマインドの手紙を受付へ
どうしても見て欲しいDrには当日、一筆書いて受付さんへお渡しするとのこと。ほんとマメですよね。
ちょっとDrの立場で考えてみました。
面会のたびに「見てください」と頼まれ、前の日にはZoomからリマインダーメールが届き、当日も手紙で頼んできたら、熱意に押され「しゃーない、ここまで言うなら見てやるか」という気持ちにもなります。
③:いまやっています。見てください
これは最も驚いた方法です。
事前登録の有無に関わらず、
- どうしても見て欲しいDrや
- もしかしたら忘れてそうなDr
- その日(曜日)空いてそうなDrへ
WEBカンがはじまってから視聴依頼のリマインドメール
あらかじめ、メールは作成して保存。講演会開始後にメール爆弾投下
先輩いわく、
「これはあまりやっているやついないけど、効くぞ!」(先輩MR)
とのことでした。
熱意も、複数のチャネルを重ね合わせ、何度も届けることで、Drに響くことを先輩から学びました。そしてそのためには“マメさ”が大切。
さて、次の章ではその他、集客に効果的だった方法をご紹介します。
【MRのWEBカンファレンス集客】そのほかに効果的だった方法
その他に、自分で試して効果的だった方法や、他のMRのマネしたい事例について紹介します。
その他に効果的だった集客方法
- 人間関係を活用
- 座長のお名前を借りる
- 一緒に見る
- 参考にしているDrを聞く
人間関係を活用
言わずもがな、親交の深いDrが、座長や演者だったら、視聴してもらえる確率はあがります。
大切なのは、Drの人間関係を把握しておくこと
- 卸さんに聞いたり
- Drに直接聞いたり
- ググって繋がりを探したり
- SNSをのぞいたり
日頃からアンテナをはっておくことが重要ですね。
座長のお名前を借りる
これはよく使う方法です。きっとあなたもやられているはず。
座長のDrに、
「とくにご案内した方が良いDrはいますか?」
「〇〇治療で、よく連携される開業医さんはいますか?」
「ご案内する際に、先生のお名前をお借りしてよろしいですか?」
こんな感じで聞いて、座長のDrの許可を取り、
招聘したいDrには、
『座長の〇〇先生から、「〜〜先生にもぜひご案内ください」と申し付かっております。ぜひご視聴ください。』
などとご案内
MRがふつうに案内するよりもグッと視聴率があがります。
一緒に見る
こちらも、同じ先輩MRから教えてもらった方法です。
あらかじめ、許可をとり、ipadやPCを診察室に持ち込んで一緒に見ていただく
原始的な手法ですが、関係値のあるDrには効果的で、その場でディスカッションなどが出来ることもあるそうです。
参考にしているDrを聞く
その疾患の治療の参考にしているDrを聞いて、そのDrが演者の会のWEBを案内する方法。
MR:「〇〇治療で参考にされているDrはいますか?」
Dr:「ん〜その領域なら○○先生かな」(後日)
MR:「〇〇先生が今度WEBでご講演されるのでご案内に参りました」
Dr:「お〜これは見るよ」
当然、治療の参考にしているので、講演を聴きたい演者であり、視聴率は上がります。
以上が、その他効果的だった方法です。
すでにやられている方法もあったかと思いますが、なにか参考になったものはありましたか?
改めて内容をふり返ります。
その他に効果的だった集客方法
- 人間関係を活用
- 座長のお名前を借りる
- 一緒に見る
- 参考にしているDrを聞く
方法やノウハウに価値はない
これは面倒くさがりな自分に言い聞かせますが、結局、どんなに良い方法も実行に移さないとなんの効果も発揮しません。
そして、リマインドメールを送ることも、受付へ手紙を渡しにいくことも、一つ一つは、地味で面倒なことばかり。
その面倒くさいに打ち勝って、コツコツ、マメに行動した人だけが、Drの視聴を勝ち取ることが出来るのだと思います。
【緊張感と臨場感】WEB講演会の落とし穴
今回はWEBカンの集客をテーマにお話させていただきました。
でも本当のゴールは、視聴してもらうことじゃなくて、講演会を通じて処方意向を変えてもらうこと (結局MRも営業ですからね)
その点、WEB講演会はリアルな講演会には劣ると考えます。そして、これはきっと、あなたもお感じのとおりではないでしょうか。
これは実際にDrから聞いた声です。
「WEBだと、どうも内容が入ってこないんだよね。」(50代開業医)
「正直、流しているだけのことも多い。」(40代病院勤務医)
「リアルな会は、緊張感と臨場感があるからちゃんと聞くけど、WEBにはそれがない」(大学、准教授)
上記のとおり
まぁそりゃそうですよね。ぼくもウェビナーの全国社内WEB会議とかほぼ流しているだけです。だって、誰の目もないじゃないですか。
これから製薬メーカーの講演会もどうなるかわかりませんが、現状、出来る限りハイブリッドで開催するようにしています。(段取りは大変ですが)
最近は、まわりでもそんな風潮を感じます。
まとめ:マメさとMRの熱意で、WEBカン集客力磨きましょ
今回は、「先輩MRから学んだ集客の極意」を中心に、WEBカン集客をテーマにお話させていただきました。
MRである以上、WEBの集客力は、コロナ以降、ますます必須のスキルになってきているので、磨いていきたいところです。
引き続き、面倒くささに打ち勝って、コツコツWEBカン集客に励みましょー!
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