こんにちは、現役MRのきすけです。
現在は、大手外資系企業のリーダー職として働いています。
高給でホワイトな営業として知られる「製薬会社のMR」
令和に入ってからは、コロナの影響もあり将来性を危ぶむ声は絶えませんが、その人気はいまなお健在です。
これからMRを目指されている方の中には、MRって薬の知識が必要で、医師を相手にするので「高学歴じゃないとなれないのでは?」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、製薬会社MRと学歴をテーマに、
- 「新卒で就職を目指す学生さん」
- 「異業種からの転職を考えている方」
へ向けて、それぞれ分けてお話させていただきます。
この記事を読んでいただくことで、MRになるために必要な学歴や、学歴と成績や出世との関連性などについて、知っていただくことができると思います。
製薬会社MRとして働くために最低限必要な学歴
まずはじめに、MRとして働くために最低限必要な学歴についてお話させていただきます。
すでにいろいろ調べてられていたらご存知かもしれませんが、製薬会社に入社してMRになるためには少なくとも、4年制大学を卒業していることが最低条件となります。
これは各メーカーの募集要項を見ると明らかです。
「武田薬品」募集要項
【要件】2024年3月に博士後期課程(ドクターコース)・博士前期課程(修士課程)修了 もしくは6年制大学・4年制大学を卒業される方、 卒業後3年以内の既卒の方(2021年3月以降に博士後期課程・博士前期課程を修了もしくは6年制大学・4年制大学を卒業された方)も対象になります。グローバル人材として活躍することに高い意欲をお持ちの方、チャレンジ精神がある方、知的好奇心が強く、創造的で、やり遂げるまで諦めない粘り強さのある方、タケダイズムに共感し、患者さんのためにタケダの将来に向かって成長できる方を求めています。引用:武田薬品工業株式会社HP
「イーライリリー」募集要項
初任給
(基本給月額)
(学部卒) 324,000 円
(修士了および6年制学部卒)344,000 円
(博士了) 398,000 円
引用:イーライリリーHP
ご覧のように、内資も外資も4年制大学卒業を応募条件としていますので、「大卒であれば誰にでもチャンスがある」ということが言えます。そして、大学院や薬学部卒の方では、初任給が少し上乗せされているのが一般的です。
また、厚労省のデータを見ても、MR職についている人の9割は大卒であることが報告されています。
「えっ、高卒や専門学校卒ではMRになれないの?」と思われた方も中にはいらっしゃるかと思いますが、その辺りは、記事後半で触れていきます。
一方、「大卒といえど、”高学歴”に越したことはないのでは?」と感じた方もいらっしゃると思います。
その点に関しては、「就活生の方」と「異業種から転職を目指す方」で少し事情が異なります。
次の章でそれぞれお話させていただきます。
MRになるためには高学歴が有利?
この章では、「MRになるためには高学歴の方が有利なのか?」という点に関して、
- 新卒でMRを目指している方
- 異業種からMRへ転職を考えている方
2つのパターンに分けて、それぞれお話させていただきます。
①:新卒でMRを目指している学生
一昔前は、必ずしも有名大学を卒業していなくても、エントリーシートや面接でうまくアピールできれば、大手製薬メーカーでも入社することが出来ました。
しかし、最近はそうもいきません。
すでに就活をされている学生さんならお気づきの通り、今は、新卒でMRになるためには、間違いなく高学歴の方が有利です。
これは、大手各社(中外製薬/アステラス製薬)の採用大学を見れば明らか。
そして、現場での話を補足させていただくと、ぼくは大手外資メーカーにつとめていますが、社内を見るとまさにそうです。
ぼく自身、Fラン大卒で入社を果たしたことからも、昔はさほど学歴は関係ありませんでした。リアルな話、50代以上の先輩では、高卒の方すらいたりします。
しかし、最近入ってくる新人は、みなそろいもそろって薬学卒か、高学歴(MARCH以上)です。
これは、MRの採用人数が減っており、倍率が高くなっているためと思われます。
2022年4月入社のMRの新卒採用者数は、回答のあった48社で471人となった。このうち前年と比較可能な43社をみると、計247人減少した。前年よりも採用を増やした企業は6社だったのに対し、減らした企業は27社に上った。引用:ミクスonline
一方、中堅内資メーカーなどでは、学歴もさまざまで、人物重視で採用をしている印象を受けるメーカーもあります。
いずれにせよ、一昔前よりMRになるためのハードルが上がっているのは明らかです。こちらのTweetもご覧ください。
間違いなく言えるのは、”MRになる難易度は年々どんどん高くなっている“こと。最近入社する新人の学歴がみなエグい。Fラン大文系卒の自分なんかがMRになれたのは本当にラッキーだと思う。今なら逆立ちしてもなれない。おまけにコロナ以降、働き方改革も進み時間が増えた。今年も感謝を忘れずMRを楽しむ
— 外資製薬MR / きすけ (@Kisuke_MR_nomad) January 3, 2023
間違いなく言えるのは、”MRになる難易度は年々どんどん高くなっている“こと。最近入社する新人の学歴がみなエグい。Fラン大文系卒の自分なんかがMRになれたのは本当にラッキーだと思う。今なら逆立ちしてもなれない。おまけにコロナ以降、働き方改革も進み時間が増えた。今年も感謝を忘れずMRを楽しむ。
新卒でMRを目指すなら間違いなく高学歴が有利。特に大手では顕著。
②:異業種からMRへ転職を考えている方
一方、異業種から転職でMRを目指されている方では、まずはCSOのコントラクトMRを目指すのが一般的かつ、現実的です。
「CSOってなに?」と思われた方は、以下をご覧ください。
CSOとは、製薬企業に自社が直接雇用したMRを派遣するほか、製薬業界から医薬品の営業やマーケティング活動を請け負う企業である。医薬品販売業務受託機関ともいわれる。引用:Answers
CSOのコントラクトMRになるためには、高学歴は求められません。
実際、ぼくのまわりで異業種からMRへ転職された方を何人も知っていますが、卒業大学のレベルはさまざまです。
それよりむしろ、転職の方では、学歴よりも“営業経験の有無”や、“コミュニケーション能力”を重視されるケースが多いようです。
さらに、最近では、市場におけるコントラクトMRの需要は高まっており、その重要性を増しています。
コントラクトMRの明るい未来については、【MRは将来性がない?】「減り続ける理由」と「生き残るための4条件」もご覧ください。
異業種からの転職でMRを目指している方で、高学歴は求められない。
大手製薬メーカーのMRを目指したい方へ
どうせMRになるなら「大手メーカーに就職したい」という方は少なくないと思います。
その理由として、大手のほうが、福利厚生がしっかりしていて、パイプラインも豊富なケースが多いので、”安定感”、”安心感” がありますよね。
ぼくもまさに就活のときは、「なんとしても大手に入りたい!」という思いが強く、選考を受けられる大手メーカーは片っ端からすべて受けていました。
じゃあ、
「大手製薬メーカーに就職する方法は?」
ここもまわりの最近の実例をもとに、
- 「新卒学生さん」
- 「異業種から転職を目指す方」
に話を分けてお話させていただききます。
①:新卒でMRを目指している方
先ほどもお伝えさせていただいたとおり、
「新卒採用」において、武田薬品や第一三共、アステラスといった国内大手や、世界を代表する大手ビックファーマは、こぞって薬学部卒や高学歴な学生を採用している傾向があります。
しかし、「自分は、薬学部卒じゃないし有名大学でもない…でも大手を目指したい。」という方も少なからず、いらっしゃるかと思います。
たしかに今は、MRになる倍率も高く、優秀なライバルも多いので、どうしても努力実らず、新卒での大手入社がかなわない場合もあるかと思います。
しかし、そこで、大手メーカーへの入社を諦めるのは正直早いです。
中長期スパンになりますが、チャンスは残されていると考えます。
それは、「中堅内資→大手メーカー」を目指す方法です。
仮に、新卒で大手入社はかなわなくても、内資の中堅メーカーへの入社は果たしたとします。
ここからが重要で、その後、社内で大きな成果を上げて活躍すれば、数年後には大手メーカーへの転職のチャンスがおとずれます。
実際、ぼくの知り合いにも、中堅内資メーカーから国内大手や外資大手メーカーへステップアップ転職を果たしたMRを、これまで何人も見てきました。
たとえ高学歴じゃなくても、まずはMRになることで、大手メーカーへの道は開かれています。優秀なMRには、入社後にもさまざまなチャンスが広がっているのが製薬業界です。
新卒で大手への入社がかなわなくても、入社後の活躍によっては転職のチャンスは十分にある。
②:異業種からMRへ転職を考えている方
一方、「異業種から転職を目指す方」も、ゆくゆくは大手メーカーの正社員を目指したいという方も少なくないと思います。
先程も触れましたが、今は未経験からメーカー正社員MRを目指すのは困難です。なぜなら、製薬会社は未経験MRの求人を出していないため。
それに加え、現在はメーカーの正社員の中途採用自体、非常に少なくなっているようです。
これは大手であればより顕著とのことでした。くわしくは、【2023年版】MRBiZ(ビズ)に今の不安と疑問をすべてぶつけてみたをご覧ください。プロのエージェントにくわしく話をうかがっています。
ですので、くり返しになりますが、異業種から未経験でMRを目指すためには、まずはCSOのコントラクトMRになるのが現実的です。
最初は、CSOでコントラクトMRとして、経験を積んで成果を上げ、そこからメーカーの正社員に引っ張ってもらうことは十分に可能です。
実際にぼくの知り合いのMRでも、コントラクトMRから大手メーカーの正社員MRになった方を何人も知っています。
さらに、正社員になった後も活躍を続け、所長になったり、本社に行ったりするケースも珍しくありません。
「未経験→CSO→大手メーカー正社員MR」のチャンスはあります。
医師はMRに必ずしも学歴を求めていない
これまで、散々、学歴についてのお話をさせていただきましたが、実際MRになって現場を回っていると、「意外にDrはMRに学歴を求めていないんだな」と感じる場面が何度かありました。
tweetを2つご紹介させていただきます。
“40代半ば/内科/クリニック院長”
たまにえらそうに情報提供してくるMRもいるけどさ、オレはべつにMRに上から目線の情報提供とか、頭の良さは求めてないよ。…
— 外資製薬MR / きすけ (@Kisuke_MR_nomad) May 2, 2023
“40代半ば/内科/クリニック院長”
たまにえらそうに情報提供してくるMRもいるけどさ、オレはべつにMRに上から目線の情報提供とか、頭の良さは求めてないよ。
だって普段、他の医者とか政治家とか、頭のいい人たちと話ししているから。それよりも、ちょっとオレが出来なさそうなこととか、行きたくても行けないとこの話とか、そういうの教えてほしい。あと面白い体験談とか。
ていうのも、この付近出歩くと患者さんによく会うのよ。スーパーで食材買っているだけで、「先生お料理されるんですか?」って。嫌じゃん!笑 だからあまり出ないようにしてる。
新しく出来て流行っているスポットのこととか、他の医療機関の状況とか、病院の情報とか、そういうことの方がよっぽど助かるな。
いくら知識が深くても、上からえらそうにいっちゃうMRは敬遠されます。
そして、上記Drのように、MRには疾患や製品以外の情報にも期待を寄せているケースすらあります。
また、担当している大学教授はこうも語ります。
Drから言われた忘れられない一言
「MRは″足″で稼ぎなさい。熱心に毎週来られたらこちらも助けてあげたいって思うものだよ」(クリニック院長)
「え?会社はTOEICの勉強しろと言ってるの?それ、僕らからしたらだいぶ的外れですよ。MRさんは英語なんかいいから″共感力″を磨きなさい。」(教授/50代前半)
— 外資製薬MR / きすけ (@Kisuke_MR_nomad) December 26, 2022
Drから言われた忘れられない一言
「MRは″足″で稼ぎなさい。熱心に毎週来られたらこちらも助けてあげたいって思うものだよ」(クリニック院長)
「え?会社はTOEICの勉強しろと言ってるの?それ、僕らからしたらだいぶ的外れですよ。MRさんは英語なんかいいから″共感力″を磨きなさい。」(教授/50代前半)
ぼくも長くMRやっておりますが、この教授のおっしゃるとおりだと思います。
いくら知識があって、TOEICの点数が高くても、それだけでは顧客は認めてくれませんし、活躍できません。
MRの仕事で最も大切なのは、まずは謙虚で誠実な人柄と、共感力を生む相手目線、そのうえで、知識や営業スキルが生きてきます。
以上のことから、Drは必ずしもMRに学歴を求めているわけではない点をご理解いただけたかと思います。
現場Drは、MRに必ずしも学歴を求めているわけではない。
これまでのお話を聞いて、中には「高卒や専門学校卒ではMRになれないの?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。
次の章で、一般論と合わせて、高卒でMRをやっている同僚の具体例をご紹介させていただきます。
高卒や専門学校卒でMRになるには?
結論から言うと、高卒や専門学校卒でMRへ転職することは、残念ながらかなり厳しいのが現状です。
なぜなら、各製薬企業やCSOの求人には「学歴:大学卒業以上」と明記されているため。
とはいえ、MR資格取得という観点では、学歴の条件などは特に求められていないので、高卒や専門学校卒の方でも、理論上MRになることは不可能ではないと考えます。
というのも、ぼくのまわりにも高卒や専門学校卒でMRをしている同僚や他社メーカーが数名いるため。
ここは具体的なお話を一つご紹介させていただきます。
ぼくの同僚の話です。高校卒業後、地場卸へ就職し配送をやって、その後、MSへ転身。活躍を続ける中で、取引のある製薬メーカーのMRから「うちの会社で一緒にMRやらない?」とスカウトを受け、MRへの転職を果たす。年収は一気に200万ほどUP。今は大手外資メーカーで係長として活躍しています。
また、他にも高卒でMRをやっている他社メーカーさんも知っていますが、やはり、MSさんからの転身でした。なので、まずはMSを目指し、MRになるチャンスを狙うのは、一つのルートかと思います。
あまり無責任なことは言えませんが、現場を見ている限り、「大卒以外不可」というのは、あくまで一般論であって、まったくチャンスがないわけではないです。
一部ですが、今なお高卒や専門学校卒でMRをやっている方が、まわりにいるのが現実です。
高卒や専門学校卒でも、”医療関連分野”がある
MRになることが難しくても、他にも医療関連分野には営業職が存在します。
とくに医療機器メーカーは数も多く、学歴不問のところも少なくないようです。
給料面は、MRにくらべると少し劣るとも言われていますが、一般的なほかの営業職より高い水準の年収を実現できます。
医療機器メーカー営業の平均年収は約497万円。平均年収が900万円を超えている会社もあります。引用:HAYS
実際、ぼくの知り合いの後輩も、MRから医療機器メーカーへ転職しており、なんならMRのときより、年収UPを果たしたようです。
「医療機器メーカーの営業についてくわしく知りたい!」という方は、note記事:「MRから”医療機器営業”へ転職のリアル」もご参考ください。
MRから医療機器営業へ転身した後輩から、医療機器営業のメリットやデメリットなどについて、くわしく話を聞いています。
※ なお、未経験から医療機器メーカーなど、他の医療系営業を目指す場合は、転職エージェントに相談するのが良いかと思います。
ぼくの医療機器営業の知り合いに聞いたオススメのエージェントは、DODAです。DODAはメディカル業界の求人がトップクラスの転職サイトで、登録も2〜3分です。
ご興味ある方はこの機会にどうぞ。
「高学歴MRのメリット」と「低学歴MRのデメリット」
これまで、MRになるために必要な学歴などについてお話させていただきましたが、
ここからは「実際MRになったあと、学歴はどの様に影響するのか?」といった点について、以下2つの切り口で見ていきたいと思います。
- 高学歴MRのメリット
- 低学歴MRのデメリット
それぞれ見ていきましょう。
高学歴MRのメリット
主に新卒の方でのお話になりますが、高学歴のメリットとしては、「選べるキャリアの選択肢が広い」という点があげられるかと思います。
実際、ぼくは外資系製薬企業に勤めていますが、高学歴のMRはさまざまな部署へ異動している現状があります。
- 本社マーケティング
- MSL
- 海外支社、など
とくに海外勤務は、高学歴者のみに与えられた幹部候補生としてのエリートポジションであることが多いです。また、MSLなども文系卒者では希望したところでなかなか叶わないのが現実です。
その他にも、高学歴であることでDrから一定の信頼を得られることが少なくないようです。Drご自身も言わずもがな高学歴なので、このあたりはご想像のとおりかと思います。
低学歴MRのデメリット
一方、低学歴MRにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
ここは、ぼく自身がFラン大文系卒なので、自身の体験談を交えてお話しさせていただきます。
実感しているデメリットとして、少なくとも一つだけあると考えます。
それは、「知識面で最初苦労する」という点です。
MR1年目は、知識面でかなり苦労しました。MRになるためには、MR認定試験に合格する必要がありますが、その勉強の際も、薬学部の同期などに比べると、元の知識が乏しく、心優しい同期にいつも勉強を教えてもらっていました。
しかし、知識不足も人一倍勉強すればじきに克服できますし、特段、他にデメリットを感じたことはありません。
ぼくのように文系卒で高学歴ではない場合、最初、知識不足で苦労するかもです。でも、努力でカバーできるので、心配しすぎずでOKです。
【学歴に自信がないあなたへ】MRの学歴フィルターは最初だけ
現役MRとして、今回のテーマ(MRと学歴)でひとつだけハッキリ言えることがあります。
それは、「ひとたびMRになってしまえば、あんがい学歴なんて関係ない」ということです。
現場では、成果を上げた者(MR)が評価され、チヤホヤされる、完全実力主義社会が広がっています。
実際、ぼくもFラン大文系卒で、同期には薬学部卒や高学歴なメンバーも多かったので、正直、入社当時は多少なりとも学歴コンプレックスを抱えていました。
でも、コツコツ努力を続けて成果を出したら、良い成績を出して全国表彰されたり、社長の前でプレゼンさせてもらったり、今はリーダー職に昇格することも出来ました。
そしてこれは自分に限った話ではありません。
社内はもちろん、社外のMRを見渡しても、「学歴」と「MRの実力や出世」に明確な相関関係はないと考えます。
もし、「自分は学歴がないから…」とまわりと比べて、肩を落としたり、自信をなくしている方がいたら、どうか顔を上げて下さい。
くり返しになりますが、ひとたびMRになれば、そこは完全実力主義の世界が広がっています。努力次第で、MRとして、いくらでも、活躍・飛躍することが出来ます。
「MRに向いている人ってどんな人?」と疑問を持たれた方は、製薬会社MRが向いている人の特徴12選【優秀なMRから分析】もぜひ合わせてご覧ください。
ぼくがこれまで出会った優秀なMRの共通項を12つ紹介しています。
MRと学歴:まとめ
今回の記事では「製薬MRと学歴」をテーマにお話させていただきました。
最後に本記事の内容をまとめさせていただきます。
- MRになるために最低限必要な学歴は、”4年制大学を卒業”していること
- 就活生は、より高学歴の方がMRになれるチャンスは高く、大手ほど顕著
- 異業種からMRを目指す方に高学歴は求められない。まずはCSOから
- 低学歴で大手メーカーを目指す場合、段階を踏むことでチャンスはある
- DrはMRに必ずしも高い学歴を求めているわけではない。共感力が大切
- 高卒や専門学校卒でも、一度MS職を経由してMRになるケースもある
- MRへの転職が難しい場合は、医療機器メーカーなど医療関連分野もアリ
- 学歴フィルターは最初だけ。活躍次第で高みを目指せるのがMRの世界
令和に入り、各社MRの募集も減っていることから、MRの将来に不安を抱えている方も少なくないと思います。【MRは将来性がない?】「減り続ける理由」と「生き残るための4条件」
しかし、長らくMRをしている身としては、「今はMRの歴史上、最高の環境」とも感じています。くわしくは、【逆説】今こそ製薬会社MRになるべき【ノマドMRが快適すぎる】をご覧ください。
また、その他にもさまざまな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。関連記事として、以下もご参考下さい。
「MRになるための具体的な手順」については、【朗報あり】製薬会社のMRになるには?必要な条件や手順を徹底解説!
「MRの仕事内容」については、【製薬会社MRの仕事内容は?】現役MRがホンネで語る「やりがい」と「難易度」
「MRは楽すぎ?激務?」については、【製薬会社のMRは楽すぎ】と言われる3つの理由「楽をするコツも解説」も合わせてご覧ください。
※未経験からMRを目指す方へ
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未経験の方向けオススメエージェント
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また、SNSでも毎日、MRに関するコンテンツを発信しています。良かったらのぞいてみてください♫
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