(MR1年生)
そんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 【簡単】MRが病院恐怖症を克服するたった一つの方法
- MRマインド編:「病院Drは専門的」思い込みを外そう
- 病院恐怖症MRを克服したあと、あなたがやるべきこと
現役MRのきすけです!
この記事を書いている僕はMR16年目
ここ6〜7年間は大学病院・病院担当をしています。
恥ずかしい話、MRになりたての頃は、病院に行くのがとにかく怖くて、3年間は病院での活動がほとんど出来ませんでした。(めっちゃ難しい質問とかされそうで怖かった…)
しかし今では、病院恐怖症を克服し、大学病院や大病院であっても新薬採用やシェアUPなどもなんなく出来るようになりました。
この記事では、自身の経験をもとに【病院恐怖症を克服するたった一つの方法】について解説します。
※実際、本記事の方法を実践した多くの後輩が、病院恐怖症を克服した実績アリです。本記事の内容を読んで実践することで、きっと病院恐怖症に効果があると思います。
【簡単】MRが病院恐怖症を克服するたった一つの方法
早速、本記事の結論ですが、
“病院恐怖症”を克服するたった一つの方法は以下です。
病院活動のハードルをとことん下げる
です。
高跳びで言ったら“1cm”です。
“たった1cm”でいいです。
1cmなら飛べますよね?
ハードルをとことん下げることで、前進出来ます。
具体的には以下です。
とことんハードルを下げた目標
- “病院の医局に立つだけ”で合格
- “アポイントを出しただけ”で合格
- “資料を郵送しただけ”で合格
こんな感じです。出来ますよね?
病院活動でいきなり高い目標をかかげていませんか?
「競合メーカーの様に早く部長の先生と仲良くならなきゃ」
「どうやったらシェアを上げられるだろう…」
現実と目標のギャップが大きいと、恐怖で身動きがとれなくなります。
まずは、
病院に行って医局に立つだけで合格 ◎
これでOKです。
3年間ほとんど病院に行けていなかった僕からすると、医局に立てただけであなたは素晴らしい。
コロナ禍においては訪問規制の施設も多いでしょう。
そうした場合は、
「アポイントを出しただけで合格◎」
「資料を郵送しただけで合格◎」
たとえ、アポイントの返事がなくても、出しただけで十分あなたは素晴らしいです。自分を精一杯ほめてあげましょう。
病院恐怖症克服の第一歩は、
病院活動のハードルをとことん下げる
とはいえ、こんな疑問があるかと思います。
おっしゃるとおりで、それだけで結果は出せません。
しかし、物足りなさを感じたらいい感じです。次の目標を設定するまでです。
とはいえ繰り返しになりますが、まずは、
病院活動のハードルをとことん下げましょう。
このことがとても重要です。
少しずつハードルを上げていこう
- “病院の医局に立つだけ”で合格
- “アポイントを出しただけ”で合格
- “資料を郵送しただけ”で合格
上記の目標が、”物足りなくなったら“目標のハードル”を上げていきましょう。
具体的には以下です。
- ハードル①:医局に立つだけで合格
- ハードル②:挨拶できただけで合格
- ハードル③:講演会の案内できたら合格
- ハードル④:Drに質問できたら合格
- ハードル⑤:スライド1枚紹介したら合格
上記のとおり
僕はこの方法で”病院恐怖症”を克服しました。
物足りなくなったら、今よりすこーしだけハードルを上げる。
そしてまた物足りなくなったら、またハードルを上げる。
自分の成長をゲームの様に楽しみながら続けていくと、
気づけば病院に行くことが怖くなくなりますよ。
物足りなくなったら、少しずつハードルをあげていきましょ。
MRマインド編:「病院Drは専門的」思い込みを外そう
そもそも”病院恐怖症”の原因として、
「病院Drは専門的」だと思いこんでいませんか?
開業医も病院も一緒です。
思い込みを外しましょう。
理由は以下です。
病院Drも開業医も一緒な理由
開業医のDrも昔は病院で部長とかやっていた。
上記のとおり
クリニックや個人医院の院長も以前は大学病院の第一線で急性期治療をしていたり、病院の部長だった経歴を持っていることが多いです。
あなたの担当のクリニックで、
以下のことを調べてみましょう。
- ①:ホームページで経歴を調べる
- ②:専門医を持っているか調べる
①ホームページで経歴を見てみる
あなたの担当のホームページで院長先生の経歴をみてみましょう。
きっと〇〇病院〇〇科部長、とか、〇〇大学〇〇科と書いているはずです。クリニックの院長も昔はあなたが怖がる”病院のDr”だったんです。
②専門医を持っているか調べてみる
あなたの担当のクリニックの院長のプロフィールに「〇〇専門医」とあれば、その名の通りいまも第一線でその領域のことを学んでいる専門医です。
あなたが怖がる病院Drと同じ専門知識を持っています。
くり返しになりますが、
開業医も病院も一緒です。
思い込みを外しましょう。
よくある質問
そんな方は、思い切って病院で説明会をしてみるのがオススメです。(コロナだとキツイかもなので、リモート説明会とかでもいいです)
そこで気付くのが、
Drからくる質問は開業医のDrも病院Drも同じような内容だということ。
僕も、病院で説明会をやる様になって「あれ?開業医の先生と聞かれること一緒じゃん」と、病院恐怖症を克服するきっかけになったことを覚えています。
「知識に自信がない」という方は、効率よく知識をinputする方法に関してもこちらの記事でご紹介しているので参考にしてみてください。
開業医も病院も一緒です。思い込みを外しましょう。
よくある質問
医局でたくさんの他社MRが見つめる中、せっかく勇気を出してDrにアタックしたのに、冷たくあしらわれたりすることあります。
もしそんな経験をしているなら、ナイスです。素晴らしいチャレンジ。
僕もこうした失敗を数え切れないほど経験してきました。今もあります。
でも、大丈夫です。
あなたの失敗を笑う人はいません。
もし笑うMRがいるならそいつはあなたの敵ではない。
医局でDrに冷たくされても果敢にチャレンジするMRを見て、あなたはどう思いますか?
「あいつマヌケだな」とは思わないはず。
「勇気があるな」「一所懸命だな」リスペクトを込めてそう思うはず。
DrもMRに冷たくした後は、「ちょっと悪いことしたな」とか、人間だから思うものです。(…冷徹なDrももちろんいますが)
もしも失敗したあなたを笑うヤツがいたら、そいつは大したことはない。もはや敵ではないです。
たくさんチャレンジして、失敗した分だけ、学びが生まれます。
あなたの失敗を笑う人はいません。
チャレンジを重ねましょう。
病院恐怖症MRを克服したあと、あなたがやるべきこと
病院恐怖症を克服したら、結果を出しましょう。
病院の医局に立つこと、歩いているDrに話しかけることへの恐怖を克服したあなたは、今度は、結果を出さないと物足りないと感じる様になるでしょう。
以下のことにチャレンジしましょう。
- 新薬を採用させる
- 処方Drを増やす
- シェアの順位をあげる
僕も病院活動のハードルをとことん下げて病院恐怖症を克服したあと、次は「結果を出してやる!」となりました。
結果が出るともっと病院活動が楽しくなりますよ。
Drもよく来てくれるMRを応援したくなります。
あなたなら出来ます。
病院恐怖症を克服したあとは、結果を出しましょう。
この記事のまとめ:病院恐怖症を克服してMRを楽しもう!
いかがでしょうか。
”病院恐怖症”を克服できそうでしょうか?
最後にこの記事のまとめをさせていただきます。
本記事のまとめ
- 病院活動のハードルをとことん下げると病院恐怖症を克服できる
- まずは”病院の医局に立つだけ”、”アポイントを出すだけ”で合格
- 物足りなくなったら次の目標へ行こう。ゲーム感覚で成長しよう
- 「病院Drは専門的」はあなたの思い込み。ホームページを見よう
- 病院恐怖症を克服した後は結果を出そう。病院活動が楽しくなる
MRになりたてのあなたにとっては、病院で新薬を採用させたり、部長の先生と仲良くなることはとてもハードルの高いことに感じるかもしれません。
確かにいきなりそのような結果を出すことは難しいですが、この記事で紹介したように、ハードルをとことん下げて、1段1段出来ることを増やしていきましょう。
気づけば、病院での仕事が楽しくなりますよ!
当ブログでは他にも”MR1年生向け”にたくさん記事を書かせていただいております。良かったらのぞいていって下さい。
https://kyoukarabokuha-mr.com/2022/01/02/%e3%80%90%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%af%ef%bd%8d%ef%bd%92%e3%80%91%e3%81%95%e3%81%8d%e3%81%abmr%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b%e3%82%8f/
※ Twitterでも毎日MRの何かしらをつぶやいています。
ありがとうございました!