現役MRのきすけです!
この記事を書いている僕は、MR16年目、現在はリーダー職で大学担当。MRになってから、様々なストレスに苦しめられてきましたが、なんとかその都度乗り越え、今もMRを続けられています。
さて、先日、下記Tweetをしました。
”MRのストレス”を因数分解
・謎のトレース表入力のストレス
・あのDr会えていない…の強迫観念
・嫌な上司や同僚と付き合うストレス
・提出物とか内勤とかめんどいストレス
・WEB面談で家族に気を遣わすストレス
・Drにあらゆる角度から気を遣うストレス
・医局に立ちんぼするストレスはなくなった— 外資製薬MR / きすけ (@Kisuke_MR_nomad) August 18, 2022
”MRのストレス”を因数分解
・謎のトレース表入力のストレス
・あのDr会えていない…の強迫観念
・嫌な上司や同僚と付き合うストレス
・提出物とか内勤とかめんどいストレス
・WEB面談で家族に気を遣わすストレス
・Drにあらゆる角度から気を遣うストレス
・医局に立ちんぼするストレスはなくなった
このように、製薬会社MRの仕事には様々なストレスがかかります。
そこで、今回は、
MRのストレスを”分解、深堀り”しつつ、
「対処法や向き合い方」について、
自身の経験をもとに解説します。
本記事の流れ
- MRを襲う「3つのストレス」とは?
- MRのストレス”対処法”と”向き合い方”
- MRはストレスが多くても”報われる”話
MRを襲う3つのストレスとは?
MRにはどんなストレスがあるのでしょうか?
大きく分けると3つです。
- ①:「人間関係」のストレス
- ②:「業務」に対するストレス
- ③:「強迫観念」のストレス
上記のとおり
①:「人間関係」のストレス
MRは、”気づかいの仕事”と言っても過言ではありません。
気をつかう相手は多岐に渡ります。
MRが気をつかう相手
- Dr
- 薬剤師さん
- MSさん
- 上司
- 同僚
あなたも予想されたとおり、Drには最も気をつかいます。(Drは一流の方が多く、MRにも厳しい目線が注がれます)
また、社内でもうまの合わない上司や同僚に出会ってしまうと、ストレスは倍増します。
MRは気づかいの仕事で「人間関係のストレス」の多い仕事
②:「業務」に対するストレス
MRの業務には、”手のかかるもの”や”難易度の高いもの”も多いです。
「MRにはどんな仕事内容があるの?」という方はこちらの記事もご参考ください。»【未経験者向け】MRの仕事内容を誰よりもやさしく解説【一覧表あり】
ここは個人差がありますが、筆者がストレスを感じる業務は以下です。
ストレスを感じるMRの業務
- 社内会議
→上司からチクチク言われることも - Drとの面会
→何年やっても気をつかいます - 会議の資料作成
→けっこう時間がかかります - プレゼンテーション
→昔は緊張で胃が痛くなりました - 勉強し続けなければならない
→テストとかもあります
上記のとおり
MRには多くの「業務」があり、難しかったり面倒なものも多い。
③:「強迫観念」のストレス
MRは、基本自由です。
サボろうと思えば、正直、とことんサボれます。>>【白状】「MRがサボる3つの理由」と「サボるコツ」【サボるのは損】
一方、その自由さゆえ、以下のような「強迫観念」に日々苦しめられます。
MRを襲う強迫観念
(あそこのクリニック最近行けていないな…)
(〇〇病院の実績下がっている。どうしよ…)
(そろそろあのDrにアポイント出さくちゃ…)
こんな感じで、MRは一定量の「強迫観念」を日々抱えながら仕事をしています。
MRは基本自由。その代償として日々「強迫観念」に襲われる。
ここで再度、MRの「3つのストレス」について振り返ります。
MRを襲う3つのストレス
- ①:「人間関係」のストレス
- ②:「業務」に対するストレス
- ③:「強迫観念」のストレス
最もストレスがかかるのは”1年目”
最もストレスがかかるのは、”MR1年目”です。
なぜなら、すべてがはじめてだから
先程も触れたように、MRの仕事は多岐にわたります。最初は「出来ないこと」「知らないこと」のオンパレードで、本当にしんどいです。
ぼくも新人のころは、ストレスで胃潰瘍になったり、日曜の夜眠れないこともありました。ストレスで辞めていった同期も1人じゃありません。
それくらい、MR1年目はストレスがかかるのです。
※当ブログでは、“MR1年目の方”向けの記事もたくさん書かせていただいております。「ストレスでしんどいとき」「悩みにぶちあったとき」また思い出してくれたらうれしいです。
次の章では、「MRのストレスとの”向き合い方”と”対処法”」についてもお話させていただきます。
MRのストレスの向き合い方と対処法
「MRのストレスとの向き合い方と対処法」
下記、Tweetをご覧ください。
MRの仕事で精神を消耗しない為には下記を意識するのがオススメです
・他人や同期と比べない
・先月の自分と比べる
・出来ないのは単にやったことがないだけ
・出来る様になったことに目を向ける
・攻めの仕事の失敗は全て成長の種精神が消耗してるならそれだけ気を遣って一生懸命MRやってる証拠です
— 外資製薬MR / きすけ (@Kisuke_MR_nomad) April 8, 2022
MRの仕事で精神を消耗しない為には下記を意識するのがオススメです
・他人や同期と比べない
・先月の自分と比べる
・出来ないのは単にやったことがないだけ
・出来る様になったことに目を向ける
・攻めの仕事の失敗は全て成長の種
精神が消耗してるならそれだけ気を遣って一生懸命MRやってる証拠です
上記のTweetに、「ストレス対処法」が詰まっています。
その中でも最も大切なことは、
決して人と比べてはいけない
比べるのは少し前の自分
ということ
自分がしんどいと、余計にまわりがすごく見えて、自信をなくしてしまいがちです。でも、大丈夫です。そんなときでも、あなたは着実に前進しているし、成長しています。
もし、落ち込んでしまったときは、同期や先輩、競合他社ではなく、「少し前の自分」と比べましょう。そして、3ヶ月前と比べて「出来るようになったこと」を書き出してみてください。
出来るようになったことがたくさん増えているはず。それはすべて、苦労してつかみ取った成長です。
あの先輩が自分よりもできるのは、単に経験があるから。出来ないのは、ただやったことがないだけで、出来る日は必ず来るので、あせらなくて大丈夫です。
MRを長く続けるコツを”10個”書き出しました。合わせてご参考ください。>>【精神論】製薬会社MRを続けるために大切な「10のコツ」
大切なのは人と比べないこと。少し前の自分と比べる。
MRはストレスが多くても報われる話
これまで紹介したとおりMRはストレスの多い仕事です。
しかし、MRはストレスが多くても報われます。
理由は以下
ストレスが多くてもMRが報われる理由
- 給料が高い
- 休みも多い
- 成長できる
上記のとおり
一言でいうと、待遇は”超ホワイト”
「やりがい」もあります。
僕もストレスで何度もMRをやめようとした経験があります。でも、その度に、”高い給料”と”沢山の休み”が「報われ感」を与えてくれ、踏みとどまってこれました。
以下、それぞれくわしく解説しています。
ストレスが多くてもMRが報われる理由
MRのストレスは年々うすれていく
MRのストレスは年々うすれていきます。
なぜなら、経験が増えるから
僕は16年目ですが、
「新人の時のストレスを100」としたら
「今は”30〜40”」くらいです。
「それでも30〜40はまだあるのかい!?」
と思われたかもですが、やはりDrには何年経っても気をつかいます。
そして、うまくいかないこともあるし、苦手な同僚や上司がいれば、さらにストレスは増します。
とはいえ、繰り返しになりますが、ストレスのピークはMR1年目です。(ぼく自身もそうでしたし、これまで見てきた沢山の後輩たちもそう語ります。)
まとめ:MRはストレスも多いが「報われ」「成長できる」仕事です。
最後に本記事の内容を6行でまとめさせていただきます。
本記事のまとめ
- MRは気づかいの仕事。「人間関係」のストレスがかかる。
- MRの業務は多岐にわたり、むずかしく面倒な仕事も多い。
- MRは基本自由なのでその反面「強迫観念」に襲われる。
- 最もストレスがかかるのは”MR1年目”。徐々に薄れる。
- ストレスと向き合う上で大切なのは「人と比べないこと」
- 高い給料と沢山の休み、ストレスが多くても報われる仕事。
上記のとおり
※そしてMRは、コロナ以降、働きやすくなりました。個人的な意見としては、「MRの歴史上、今が最高♪」と感じています。ご興味ある方は合わせてどうぞ。»【逆説】今こそ製薬会社MRになるべき【ノマドMRが快適すぎる】