こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 【給料だけじゃない!】MRのお金以外のやりがい3つ
- 【事実】MRは間接的に患者さんを救うことが出来る話
- MRの大変なところ5つ【まぁいろいろありますよ】
現役MRのきすけです!
この記事を書いている僕はMR16年目。MRになりたかった1番の理由は、給料が高いから。
「結局、MRのやりがいは高い給料で、医療貢献とか綺麗ごとでしょ?」
これからMRを目指している方の中には、このように思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。というのも、ぼく自身が就活生のころ、そう思っていましたからです。
それでも長くMRをやっていると、給料以外のやりがいも見つけることが出来ました。そこで、この記事では「MRの給料以外の真のやりがい3つ」について、ご紹介させていただきます。
【給料だけじゃない!】MRのお金以外のやりがい3つ
MRのやりがいは、
高い給料だけではありません。
給料以外のやりがいは3つです。
MRの給料以外の3つのやりがい
- ①:シンプルに「ありがとう」と言われる事が1番うれしい
- ②:「こんなの自分じゃない!」と思えるほどの自己成長
- ③:MRの仕事は日々達成感にあふれている【退屈しない】
①:シンプルに「ありがとう」と言われる事が1番うれしい
MRをしていて、1番うれしくてやりがいを感じる瞬間は、やはり、Drから「ありがとう」と言ってもらえたときです。
「はいはい、やっぱり綺麗ごとね」と思われた方、ちょっと待ってください。
仕事って誰かを楽にするもので、ありがとうと言われるのは、きっと誰かを楽に出来た証拠ですよね。そして、相手はあの”Dr”ですよ。そりゃありがとうと言われたら、もうたまらなくうれしいです。
「Drってプライド高そうだけど、ありがとうとか言うの?」
そんな風に思われた方もいらっしゃるかもしれません。ぼくもMRになる前、Drに対してそんなイメージ持っていました。
でも実際は違いました。
具体例をお示しします。
Drからありがとうと言ってもらえたとき
- Drから調べものを頼まれて、回答した時
- Drからの製品に対する質問に回答した時
- 薬を使ってくれて患者さんが良くなった時
- Drが目指す医療を応援する企画をした時
- Drの治療方針の悩みを聞かせて頂いた時
上記のとおり
たしかに中にはプライドが高いわがままなDrもいますが、日々患者さんのために命を削って診療され、尊敬できる素晴らしい人柄のDrの方が圧倒的に多いです。
Drから「ありがとう」を言われると1番やりがいを感じます。
②:「こんなの自分じゃない!」というほどの自己成長
MRは、自分の限界を越えて自己成長できる仕事です。
なぜなら、さまざまな高い知識やスキルが求められる仕事だから。ぼくは、「時間も人との約束も守れない超ポンコツ野郎」でしたが、MRになったことで出来ることがこんなに増えました。
MRになって出来るようになった事
- ミスの少ないスケジュール管理が出来るようになった
- 苦手だったプレゼンテーションもこなせる様になった
- 複雑な課題にも冷静に向き合い解決できる様になった
- Drと堂々と対等に話ができ、提案も出来る様になった
- 苦手だった文章も人にわかりやすく書ける様になった
- 苦手だった調べ物も深く正確に調べられる様になった
- 膨大な仕事もテンパらず冷静にこなせるようになった
- 正直に/ 誠実に/ ズルをせず/生きられるようになった
本当はもっとあるんですが、ひとまず上記の感じです。
あなたは僕なんかより何倍も優秀だと思いますが、それでも身につくスキルや知識はたくさんあると思います。なにせ、Drを相手に営業するんですから
MRは楽な仕事ではないですが、その分多くの成長が待っている仕事です。こちらの記事も合わせてどうぞ。
③:MRの仕事は日々達成感にあふれている【退屈しない】
MRの仕事は日々達成感にあふれており、その度にやりがいを感じられます。
なぜなら、MRの仕事は、とにかく業務の種類が多く、難しいものも多いから。覚えきれなかったり、簡単にはいかないからこそ、出来た時の達成感は大きいです。
こちらも具体例をお示しします。
MRをしていて達成感を感じられる瞬間
- 一生懸命訪問したらDrが新薬を採用してくれ使ってくれた
- チームで売上目標を達成した(自分1人の成功よりうれしい)
- 上司から仕事を評価されて、良い評価をもらう事ができた
- 準備からとても大変だったけどエリア講演会が無事終わった
- 同僚から〇〇君と一緒に働けて良かったと言ってもらった
上記のとおり
そして、MRの仕事では毎日さまざまなことが起こるので、あっという間に1日が終わるし、退屈しません。
「単純作業は苦手…」とか「同じような毎日は嫌だ!」という方には、フィットする仕事だと思います。
MRの仕事は日々達成感にあふれ、毎日が変化にとみ、退屈しません。
高い給料のことを忘れてはいけない。
とはいえ、もちろん高い給料のことも忘れてはいけません。稼ぐのってものすごく大事です。お金があれば、趣味や旅行を楽しんだり、大切な人を守ることができます。
「MRの稼ぎ」についてはこちらの記事でくわしく書いているのでご参考ください。>>【とにかく稼ぎたいあなたへ】MRは圧倒的に稼げる仕事です【夢がある】
次の章では「MRは患者さんを救えるのか?」についてお話しさせていただきます。
【事実】MRは間接的に患者さんを救うことができる話
結論から言うと、
MRは患者さんを救うことができます。”間接的”に。
なぜなら、MRが行う情報提供や講演会企画などは、医師の診療に影響を与えるから
具体的には以下のケースです。
MRが間接的に患者さんを救える具体例
- Drが困っている症例に対して自社品を提案して患者さんが良くなった
- 薬を適正に使ってもらうための情報提供をする事でリスクを減らした
- 病院と開業医の連携を深める講演会を企画してエリアの連携が進んだ
- 画期的な新薬の講演会を実施して、エリアで新薬がたくさん使われた
- Drに渡した患者指導せんを読んだ患者さんが、治療への意識を変えた
いかがでしょうか。
よく言われることですが、”くすり”は、それだけではただの化学物質で、情報とセットになってはじめて、患者さんを救う”薬”となります。
MRの情報提供は、医師の診療に影響を与え、そのことで、間接的に患者さんを救う事ができます。
ここまで、「MRの真のやりがい3つ」と「間接的に患者さんを救える話」について、ご紹介させていただきました。
とはいえ、
それだけ責任もともなう仕事で、大変さもあります。
次の項目では、「MRの大変さ」についても触れさせていただきます。
MRの大変なところ5つ【これだけはおさえておこう】
MRは高い給料と大きなやりがいがある一方、大変さも伴う仕事です。具体例は以下
MRの5つの大変さ
① :まずはMR試験がつらい
② :ずっと勉強が必要
③ :業務の種類が多すぎる
④ :めちゃめちゃ気を使う
⑤ :ずっとノルマに終われる
上記のとおり
もしすると、中には
「うわーMRやっぱりきつそう…。」
そんな風に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、問題ありません。最初は出来なくても、経験を積めば誰でも出来るようになります。
MRがきついと言われる理由や、きつい時期を乗り越えるコツについては、製薬会社MRの仕事がきついと言われる「6つの理由」と「オススメの対処法もご参考下さい。
よくある質問
これもよく言われます。
(…しかもちょっと皮肉っぽく)
正直、Drにはめちゃくちゃ気をつかいますし、ヘコヘコもします。これは事実です。でも、誰に皮肉を言われようと、全然それが苦じゃないです。
なぜなら「あの人達(Dr)、ハンパないから」本当に心から尊敬できる方が多いんです。
くわしくはこちらの記事で書いています。ご興味ある方はどうぞ!
まとめ:MRのやりがいはお金だけじゃない!「医療貢献は綺麗ごとじゃないです。」
今回は、MRのやりがいについて紹介させていただきました。
改めて、MRの給料以外のやりがいを3つおさらいさせていただきます。
MRの給料以外の3つのやりがい
- ①:シンプルに「ありがとう」と言われる事が1番うれしい
- ②:「こんなの自分じゃない!」と思えるほどの自己成長
- ③:MRの仕事は日々達成感にあふれている【退屈しない】
もしあなたが、「自分も成長しながら医療の役に立ちたい。」あるいは、転職の方では「しっかり稼いで家族を守りたい!」そんな風に思われているなら、MRは素晴らしい選択になると思います。
※もし未経験からMRを目指されている方はこちらの記事をご参考下さい。